筋トレ中の呼吸は「胸式呼吸」が正解!胸式呼吸がオススメな理由とは?
- 達也 有本
- 5月4日
- 読了時間: 2分
筋トレをしていると、「呼吸を止めてしまう」「いつ吸って、いつ吐けばいいのかわからない」と感じたことはありませんか?正しい呼吸法は、トレーニングの効果を高め、ケガを防ぐうえでもとても重要です。
中でも「胸式呼吸(きょうしきこきゅう)」は、筋トレ中にとても相性がいい呼吸法です。今回は、胸式呼吸が筋トレに向いている理由と、正しいやり方をご紹介します。
胸式呼吸とは?
胸式呼吸とは、胸や肋骨を広げて呼吸する方法です。息を吸うときに胸郭が広がり、肺に空気を取り込むことで酸素を体内に効率よく取り入れます。腹式呼吸(お腹を膨らませて行う呼吸)と比べて、浅くて速い呼吸が特徴です。
なぜ筋トレ中は胸式呼吸がいいの?
1. 体幹の安定を保ちやすい
筋トレでは体幹の安定がとても重要です。腹式呼吸だとお腹が膨らみ、腹圧が抜けやすくなりますが、胸式呼吸なら腹部を引き締めたまま呼吸ができます。これにより体幹が安定し、フォームも崩れにくくなります。
2. パフォーマンスが上がる
胸式呼吸によって素早く酸素を取り込めるため、筋肉に必要なエネルギー供給がスムーズになります。結果として持久力が上がり、より高いパフォーマンスを発揮しやすくなります。
3. 呼吸リズムが整う
「力を入れるときに吐く」という基本的な呼吸パターンを守りやすくなるのも胸式呼吸のメリット。特に高重量を扱う場面では、息を止めがちですが、胸式呼吸を意識することでリズムよくトレーニングができます。
胸式呼吸のやり方
背筋を伸ばして立つ or 座る
お腹を膨らませないように注意しながら、鼻から息を吸う
肋骨が横に広がるように意識する
ゆっくり口から息を吐く
トレーニング中は「力を入れるときに吐く、戻すときに吸う」を意識
まとめ
胸式呼吸は、筋トレにおいて非常に理にかなった呼吸法です。体幹の安定、効率の良い酸素供給、フォームの維持など、さまざまなメリットがあります。最初は意識しないと難しいかもしれませんが、慣れてくると自然とできるようになります。次のトレーニングから、ぜひ胸式呼吸を取り入れてみてください!

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